《院長》宮林　重明

私は長い間，臨床とともに東北大学病院で研究を行っておりました。しかし患者さんに寄り添う地域医療に貢献したいという気持ちがずっとありました。幼少期に医療には恵まれない田舎の地で育ったことが根底にあるかも知れません。半面自然や地域の連帯などによりたくましく育ってきたと思います。心身共に健康なこどもを社会が育成するために，こどもの成長課程での問題点を日常の診療の中で，こちらが気づいたことをお話ししたり，心配なことに気軽に相談していただき，ご家族と一緒に考えていきたいと思っています。またこれまでの専門的知識を利用して，可能な範囲で高度医療も行っています（ファブリー病の酵素補充療法など）。今後も最新の医療情報を取り入れながら、今まで培ってきた知識、経験を生かし、かかりつけ医の医療の質の向上を図りたいと思っています。